中日比较文学研究
序章 中日 日中比較文学研究概説
――研究課題と方法論をめぐって――
李均洋 佐藤利行
本居宣長の「国粋論」への挑戦
出典論
変異論
引喩法
歴史学と民族学との結合研究方法
『源氏物語』における中国史書や中国志怪小説唐代伝奇的な叙述方法の影響という比較研究課題
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――研究課題と方法論をめぐって――
李均洋 佐藤利行
本居宣長の「国粋論」への挑戦
出典論
変異論
引喩法
歴史学と民族学との結合研究方法
『源氏物語』における中国史書や中国志怪小説唐代伝奇的な叙述方法の影響という比較研究課題
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李均洋,爱知学院大学文学博士,首都师范大学外国语学院教授,博士生导师,外交学院兼职教授,广岛大学特聘教授,全国翻译资格(水平)考试日语专家委员会副主任。著作有:日文专著《雷神龙神思想和信仰—中日语言文化比较研究》等。 佐藤利行,日本广岛大学副校长,文学博士,广岛大学教授。出版有《西晋文学研究》、《王羲之名迹解义》、《王羲之全书翰》、《淳化阁帖译注》、《陆云研究》等汉学著作。在日本和中国汉学界有着良好的影响。
《中日比较文学研究》系日本学研究丛书之一,本书以研究生教学及本科生论文写作为目的,从研究课题和研究方法入手,以文学史的时代顺序及代表作品为纵线,把中日比较文学研究界的研究成果介绍给读者,以加深这一领域的教学和研究。
序章 中日 日中比較文学研究概説
――研究課題と方法論をめぐって――
李均洋 佐藤利行
本居宣長の「国粋論」への挑戦
出典論
変異論
引喩法
歴史学と民族学との結合研究方法
『源氏物語』における中国史書や中国志怪小説唐代伝奇的な叙述方法の影響という比較研究課題
江戸文学と中国文学との比較研究課題
日本漢詩比較研究課題5I
影響研究文献学研究方法
中国題材の日本文学史研究課題と方法論
「日本式東方主義」研究課題
第一章 漢籍の日本東伝に関する軌跡と形式 厳紹璗
一、 伝説時代から八世紀まで
(一)漢籍が日本に伝わった最も早期の伝説について
(二)伝説における天皇の物語――漢籍の模倣について
(三)推古朝『十七条憲法』と漢籍の東伝について
(四)『万葉集』における中国文献典籍について
(五)上古時代の中国人の移民と漢籍の東伝
(六)日本で最も早い漢籍抄録事業について
二、九世紀から十二世紀まで
(一)平安時代の「中国ブーム」と『秘府略』の編纂について
(二)この時代の漢籍東伝における日本の学問僧の作用について
(三)平安時代の貴族知識人の文化理念について
(四)『源氏物語』に引用された漢籍について
(五)藤原佐世と『本朝見在書目録』 について
(六)宋刊本東伝の開始について
(七)平安時代に日本に伝わり現存する唐人善本について
三、 十三世紀から十九世紀まで
(一)禅宗の東伝と禅宗僧侶の「儒佛互補」の観念について
(二)禅僧の漢籍東伝における貢献について
(三)日本中世時代の僧侶が中国で集めた漢籍の行方について
第二章 「首震尾坤」――出雲大社の哲学思想について
李均洋
一、大穴牟遅神大己貴神大穴持命——論題の提起
二、出雲大社の和邇巳(蛇)信仰
—— 大穴牟遅神大己貴神大穴持命神話の原点に迫る
三、「所造天下大神之社」の方位に象徴される出雲神話哲学
第三章 『万葉集』研究と敦煌文献 王暁平
一、 『万葉集』所収漢詩文の考釈における敦煌俗字通例研究の活
用
(一)『万葉集』にある俗字 俗語
(二)『万葉集』の俗字 誤字の特徴
(三)敦煌俗字通例を通じての『万葉集』難解字句の解読
二、『万葉集』と敦煌文学
(一)『千字文李暹注』
(二)願文
(三)書儀
(四)『孔子項托問答書』
三、『万葉集』と敦煌の歌辞
(一)恋の歌から『遊仙窟』まで
(二)恋の歌から説法型の歌まで
(三)『仏説無常経』から無常の歌まで
(四)敦煌の歌辞と『万葉集』
第四章 六朝唐詩と王朝和歌 森野繁夫
一、六朝詩の特徴
(一)新奇な着眼点と繊細な表現
(二)対象とする事物の一部分、あるいは全体を覆いかくす手法
(三)立体的表現
(四)間接的表現
二、唐詩における六朝詩の受容
(一)新奇な着眼と繊細な表現
(二)対象とする事物の一部分または全体を覆いかくす手法
(三)立体的表現
(四)間接的表現
三、和歌と六朝 唐詩
(一)新奇な着眼点と繊細な表現
(二)対象とする事物の一部分、または全体を覆いかくす手法
(三)立体的な表現
(四)間接的表現
四、结语
第五章 日本における漢学——王羲之研究の場合——
佐藤利行
一、王羲之書翰中の語彙
二、 王羲之と五石散
(一)
(二)
(三)
(四)210(五)
(六)
第六章 漢詩文の日中比較文学研究
——方法上の注意と研究上の示唆——
古田島洋介
はじめに
一、訓読という方法
二、比較文学研究の一般的問題
三、日中比較文学研究としての特殊問題
四、日中比較文学研究の基礎
五、日中比較文学研究の題目
おわりに
第七章 源氏物語における〈愛〉と白氏文集 藤原克己
一、『源氏物語』と白氏諷諭詩
二、 雨夜の品定めの意味
三、源氏物語が白居易の文学から得たものは何か
四、反復される「長恨歌」引用
第八章 《太平記》における漢籍の受容
——主に《三国演義》と《史記》を例に——
邱嶺
一、《太平記》にしか受容されなかった
三国故事について
(一)
(二)
(三)
(四)
(五)
(六)
二、《太平記》における理想人物の造型問題
(一)
(二)
(三)
(四)
(五)
(六)
(七)
第九章 啄木と漢詩 石川忠久
一、啄木と白居易
二、啄木と杜甫
三、啄木と王維及び『唐詩選』
第十章 辻聴花の中国劇 周閲
一、辻聴花について
二、辻聴花の中国劇研究の優れた点
第十一章 家をテーマとする中日近現代小説の比較
于栄勝
一、中国の「五四新文化運動」と日本の
「文明開化」における啓蒙
二、「家」をテーマとする中日近現代小説の特徴
三、名作としての巴金と島崎藤村の同名小説『家』
四、同名小説「家」の共通点の裏に潜む相違点
五、両国の小説家の文学観念の相違
第十二章 ジャポニスム再考——回顧と展望——
川本皓嗣
一、ジャポニスムとは
二、ジャポニスムの研究
〔附録〕推薦書目と参考文献
一、推薦書目
(一)辞典 事典
(二)入門書 概説書
(三)参考書
二、参考文献
(一)訓読について
(二)日中比較文学
(三)大学以外の留学先について
索引
後書き
執筆者
^ 收 起
――研究課題と方法論をめぐって――
李均洋 佐藤利行
本居宣長の「国粋論」への挑戦
出典論
変異論
引喩法
歴史学と民族学との結合研究方法
『源氏物語』における中国史書や中国志怪小説唐代伝奇的な叙述方法の影響という比較研究課題
江戸文学と中国文学との比較研究課題
日本漢詩比較研究課題5I
影響研究文献学研究方法
中国題材の日本文学史研究課題と方法論
「日本式東方主義」研究課題
第一章 漢籍の日本東伝に関する軌跡と形式 厳紹璗
一、 伝説時代から八世紀まで
(一)漢籍が日本に伝わった最も早期の伝説について
(二)伝説における天皇の物語――漢籍の模倣について
(三)推古朝『十七条憲法』と漢籍の東伝について
(四)『万葉集』における中国文献典籍について
(五)上古時代の中国人の移民と漢籍の東伝
(六)日本で最も早い漢籍抄録事業について
二、九世紀から十二世紀まで
(一)平安時代の「中国ブーム」と『秘府略』の編纂について
(二)この時代の漢籍東伝における日本の学問僧の作用について
(三)平安時代の貴族知識人の文化理念について
(四)『源氏物語』に引用された漢籍について
(五)藤原佐世と『本朝見在書目録』 について
(六)宋刊本東伝の開始について
(七)平安時代に日本に伝わり現存する唐人善本について
三、 十三世紀から十九世紀まで
(一)禅宗の東伝と禅宗僧侶の「儒佛互補」の観念について
(二)禅僧の漢籍東伝における貢献について
(三)日本中世時代の僧侶が中国で集めた漢籍の行方について
第二章 「首震尾坤」――出雲大社の哲学思想について
李均洋
一、大穴牟遅神大己貴神大穴持命——論題の提起
二、出雲大社の和邇巳(蛇)信仰
—— 大穴牟遅神大己貴神大穴持命神話の原点に迫る
三、「所造天下大神之社」の方位に象徴される出雲神話哲学
第三章 『万葉集』研究と敦煌文献 王暁平
一、 『万葉集』所収漢詩文の考釈における敦煌俗字通例研究の活
用
(一)『万葉集』にある俗字 俗語
(二)『万葉集』の俗字 誤字の特徴
(三)敦煌俗字通例を通じての『万葉集』難解字句の解読
二、『万葉集』と敦煌文学
(一)『千字文李暹注』
(二)願文
(三)書儀
(四)『孔子項托問答書』
三、『万葉集』と敦煌の歌辞
(一)恋の歌から『遊仙窟』まで
(二)恋の歌から説法型の歌まで
(三)『仏説無常経』から無常の歌まで
(四)敦煌の歌辞と『万葉集』
第四章 六朝唐詩と王朝和歌 森野繁夫
一、六朝詩の特徴
(一)新奇な着眼点と繊細な表現
(二)対象とする事物の一部分、あるいは全体を覆いかくす手法
(三)立体的表現
(四)間接的表現
二、唐詩における六朝詩の受容
(一)新奇な着眼と繊細な表現
(二)対象とする事物の一部分または全体を覆いかくす手法
(三)立体的表現
(四)間接的表現
三、和歌と六朝 唐詩
(一)新奇な着眼点と繊細な表現
(二)対象とする事物の一部分、または全体を覆いかくす手法
(三)立体的な表現
(四)間接的表現
四、结语
第五章 日本における漢学——王羲之研究の場合——
佐藤利行
一、王羲之書翰中の語彙
二、 王羲之と五石散
(一)
(二)
(三)
(四)210(五)
(六)
第六章 漢詩文の日中比較文学研究
——方法上の注意と研究上の示唆——
古田島洋介
はじめに
一、訓読という方法
二、比較文学研究の一般的問題
三、日中比較文学研究としての特殊問題
四、日中比較文学研究の基礎
五、日中比較文学研究の題目
おわりに
第七章 源氏物語における〈愛〉と白氏文集 藤原克己
一、『源氏物語』と白氏諷諭詩
二、 雨夜の品定めの意味
三、源氏物語が白居易の文学から得たものは何か
四、反復される「長恨歌」引用
第八章 《太平記》における漢籍の受容
——主に《三国演義》と《史記》を例に——
邱嶺
一、《太平記》にしか受容されなかった
三国故事について
(一)
(二)
(三)
(四)
(五)
(六)
二、《太平記》における理想人物の造型問題
(一)
(二)
(三)
(四)
(五)
(六)
(七)
第九章 啄木と漢詩 石川忠久
一、啄木と白居易
二、啄木と杜甫
三、啄木と王維及び『唐詩選』
第十章 辻聴花の中国劇 周閲
一、辻聴花について
二、辻聴花の中国劇研究の優れた点
第十一章 家をテーマとする中日近現代小説の比較
于栄勝
一、中国の「五四新文化運動」と日本の
「文明開化」における啓蒙
二、「家」をテーマとする中日近現代小説の特徴
三、名作としての巴金と島崎藤村の同名小説『家』
四、同名小説「家」の共通点の裏に潜む相違点
五、両国の小説家の文学観念の相違
第十二章 ジャポニスム再考——回顧と展望——
川本皓嗣
一、ジャポニスムとは
二、ジャポニスムの研究
〔附録〕推薦書目と参考文献
一、推薦書目
(一)辞典 事典
(二)入門書 概説書
(三)参考書
二、参考文献
(一)訓読について
(二)日中比較文学
(三)大学以外の留学先について
索引
後書き
執筆者
^ 收 起
李均洋,爱知学院大学文学博士,首都师范大学外国语学院教授,博士生导师,外交学院兼职教授,广岛大学特聘教授,全国翻译资格(水平)考试日语专家委员会副主任。著作有:日文专著《雷神龙神思想和信仰—中日语言文化比较研究》等。 佐藤利行,日本广岛大学副校长,文学博士,广岛大学教授。出版有《西晋文学研究》、《王羲之名迹解义》、《王羲之全书翰》、《淳化阁帖译注》、《陆云研究》等汉学著作。在日本和中国汉学界有着良好的影响。
《中日比较文学研究》系日本学研究丛书之一,本书以研究生教学及本科生论文写作为目的,从研究课题和研究方法入手,以文学史的时代顺序及代表作品为纵线,把中日比较文学研究界的研究成果介绍给读者,以加深这一领域的教学和研究。
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